取扱説明書(トリセツ)配布後の変化
兵庫県加古川市のすえひろでんきさんで、スタッフの皆さんお揃いで、Zoom(ネット会議)勉強会を行いました。
スタッフの皆さんに、取扱説明書(トリセツ)を配布したあたりから感じている変化をあげて頂きました。
・お客様からの電話が増えた
・メンバーひとり一人を認識してもらえるようになった
・お客様との会話が楽しくなった
・お客様が個人的なことを話してくれるようになった
・イベントの来場者数が増えた
・お客様との距離が近くなった
・お客様の息子さんや娘さん(40代くらい)が一緒に来店してくれるなど、当店に対して好意的になった
最後に言われたひとことが印象的でした。
「とにかくお客様がいい人ばっかりになってきました」
これはきっと、社長である末広さんご自身の気持ちや姿勢がスタッフの皆さんに伝わり、スタッフの皆さんの気持ちや姿勢がお客様に伝わった結果だと思われます。
「鏡の法則」が作用した結果だと思われます。
店の都合で売りたい商品の売り込みをすれば、売り込まれた側は、「この店は自店の利益のために物を売ろうとする店だ」「自分はターゲットにされている」という認識を持ちます。警戒し、あまり近づかないようになるでしょう。
逆に、「お客様の手助けをしよう」「喜んで頂こう」とすれば、そうされた側は、「この店は自分のことを思ってくれる店だ」「自分は大切にされている」という認識を持ちます。信頼し、好感を抱くでしょう。
お客様の認識が変わるのに、お店の取扱説明書(トリセツ)が重要な役割を果たしたのは確かだと思いますが、それだけではないですね。
「お客様にいかに笑顔になって頂くか」「いかに喜んでいただくか」
そんなことばかり考えているうちに、お店の中の人が変わり、お店の雰囲気が変わり、イベントなどの施策が変わり、ツールが変わり、それらの一連の作用によって、上記のような変化が起こってきたんだと思います。
そうしてお店とお客様が両想いの関係になれば、商売は自然に繁盛し、そこには笑顔や幸せしか生まれない理想的な商売があるはずです。
昨年1年間で劇的な変化が起こったすえひろでんきさんですが、まさにそんな方向へ向かっています。今後もますます目が離せません。
笑倍繁盛 絆之会では、お客様との関係性を重視した、一貫性のあるブランディングをサポートしています。