「懐かしさ」が人を動かす
岐阜県賀茂郡の家電サポートいまいさんでは、「せっかくのパナソニック100周年のイベントをエモいイベントにしたい」という思いから、単なる売り出し的なイベントではなく、お客様と一緒に歴史を振り返り、懐かしむような工夫をされました。
イベント前に、お客様から「一番の思い出の家電品」「一番嬉しかった家電品」を聞いてまわりました。
カラーテレビや洗濯機などが多いだろうと思っていたところ、ドライヤーとか、ゆで卵器とか、意外な答えが多かったそうです。
そして何といっても、そんな話をされるお客様は一様に嬉しそうで、その頃の人生を懐かしんでいらっしゃったそうです。それこそ「エモい体験」になっていきました。
さらにそれに絡んで、地域の歴史の話題が出てきたため、イベントにあわせて、パナソニック100年の歴史と、日本の歴史、地元・地域の歴史をまとめた年表を作成されました。
そして、駄菓子も。
いや~、懐かしいですね。
「懐かしさ」というのは、代表的な「エモ要素」です。
こういった様々な工夫が実ったのか、今回のイベント初日1日の来場世帯数が92世帯と過去最高になったそうです。
今井さんの想いや様々な取り組みによって、「お客様が行きたいイベント」になったものと思われます。
今の時代でも、お客様の「行きたい」を作ることができれば、イベント来場者数を増やすことができるんですね。