シャッターでブランディング!

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京都のマキノデンキさんは、この度、店舗をリニューアルされて今週オープンされます。

 

このリニューアルには、笑倍繁盛ブランディングプロジェクトとも絡み、マキノデンキのWHYを明確にして、それを中心に据えたブランディングと連動しています。

 

たどり着いた「WHY」である、「この街の母屋のような存在でありたい」という想いを中心に、店舗内外のデザイン、しつらえ、紙媒体のデザイン等も施されています。先日チラシについては情報を共有させて頂きました。

 

そしてこのシャッターデザインもその一環です。シャッターにデザインする場合は「オール電化」「太陽光発電」といった「WHAT」を書かれるお店が多いと思いますが、、、

 

WHATを完全にカットして、WHYのメッセージとビジュアルに絞ったデザインは、非常にエモいです。かなり斬新でインパクトがありそうです。このシャッターを見て、印象に残る人は少なくないのではないでしょうか。

 

このシャッターだけで、問い合わせや購買などの行動にはつながらないと思いますが、チラシやニュースレターその他の接点の際に、シャッターを見てインプットされていた情報が、見えない力・隠れた効果を発揮するのではないかと思います。

 

お店は媒体です。看板、商品、POP、ポスター、のぼり等だけではなく、シャッターも窓ガラスも、壁も床も、全ての媒体が、どこにでもある店だと認識されるか、いい感じの店だと認識されるか、共感して応援したい店だと認識されるか、の無意識の判断材料になります。

 

牧野さんは、トリセツよりも先に店舗リニューアルをブランディングの機会として活用されました。この取り組みからは学ぶべき点が多いと思います。